【ネタバレ注意】コーヒートーク感想

ニンテンドーオンラインに加入したときコーヒートークが期間限定プレイできる!って出てきたからダウンロードして昨日クリアしたよ~。
雰囲気◎、BGM◎、ストーリー◎、キャラクター◎の素晴らしいゲームだった!
ノベルゲームやるの久しぶりだったからすごい楽しかったわ~。ノベルゲーム好きならおすすめ!

各キャラクターの感想

フレイヤ

最初から最後まで場を盛り上げてくれるめちゃくちゃ好きなキャラ!
主人公のバリスタ、警察官のジョルジとの軽妙なやり取りはずっと聞いていたいほど良かった。

たびたびトラブルメーカーって言われてて実際その通りなんだけど、勘弁してくれよ……じゃなくても~しょうがないなぁ!って感じでフォローしたくなるような素敵な女性なのよね。
踏み込んだこと聞いちゃったときはすぐに謝れるし、恋愛に関しても「遊びでは寝ない」としっかりしてるところも好き~。
たぶん物事に関する境界線がハッキリとしているんだろうね。仕事モードと遊びモードをきっちり使い分けるタイプ。

クビになるリスクを抱えながら短編小説を書く覚悟を持ち、目にクマを作りながらも完成させたの本当にマジのマジでかっこよかったわ~。フレイヤみたいな覚悟を持ちたい人生だった。

★ベイリース&ルア

エルフとサキュバスの異種族カップル。二人の関係性がコーヒートークの世界観の説明にもなってたな~。

平和な世界になったとはいえ、エルフとサキュバス間における差別問題……。現実でもよくあるな~とハラハラしながら見守ってたわ。肌の色とかちょっと他と違うだけで差別の対象になっちゃうから解決は難しい問題である。みんな同じ思考なら解決できそうな気がするけど現実的じゃないしね。

作中でも完全な解決とまではいかずなんとかお付き合いできるようになったとのことなので、この二人の前にはまだたくさんの障害があるんだろうな~と今後が気になる二人だったね。
付き合いはじめもそれぞれの恋人が寝ていた!という衝撃的な出来事の後でとか……ちょっと複雑すぎてびっくりしたよ。よく怒らなかったなぁ。

個人的にはベイリースの家族(エルフ)が気難しそうだな~と思った。ベイリースの親いわくエルフは神聖らしいので。
こういう自分の種族が上!って考えは変えるのは難しそう……なんなら絶対に無理だと思うのよね。
幸せになってくれぇ……。

★ジョルジ

この人は登場人物のほとんどが悩みを抱えてる中、ずっと安定した精神力を持っていた印象。

3人の娘のパパとしてアドバイスしたり、ちゃんと警察官として仕事していたり……すっごい頼りになる人だったわ~。
特にパパとしてのアドバイスはレイチェルとヘンドリーにとってはありがたかったんじゃないかな。

親にとって子供はいくつになっても子供、子供にとってはいつまでも子供扱いしてくる親。ジョルジは娘たちとの喧嘩を通して学んで、その経験を今悩んでいる親子にしてあげてるの説得力がすごかった。

もうバリスタとジョルジがいれば大体の悩み解決できそう。

★ガラ

屈強な医療事務員で元軍人、そして人狼。もう登場した瞬間から狼形態が来る……!って確信したね。

新聞でちょくちょく怒りを抑える薬についての記事があったから暴れて逮捕されないか心配だった。おまけに1周目ではガラハッド提供できなかったので……今思えばなんで作れなかったのか。ミルクいれるだけなのに。

ガラ、事務員を何十年もやっていたからいろんな人を見てきてるし、ご破算の様子も何回も目撃して、ときには暴れる人を抑えたりと……優しくアドバイスできる頼れる男って感じ。作中でも何回か管理職への昇進打診されたみたいだしね。

終盤で自身の隔離が間に合わないかもしれない状況下で他の人狼たちを抑えてたって聞いたときは聖人がすぎる……!って唸った。
2周目でガラハッドを作れるようになってちゃんと店に来てくれたときは嬉しかったなぁ……おかげでヘンドリーも後遺症なく助けられたし。ここ医療従事者として素早い判断で惚れたわ~。

★ハイド

優しくアドバイスできない顔が良い吸血鬼。最初はほとんど喋らないクール系のキャラかなと思ったけど、仲良くなったらけっこう喋ってくれる。※ただし言い方はかなり悪い。言ってることは真っ当。
ルアとの口論時はフレイヤが(物理的に)肩身狭くなってるの面白かったわ~。

ハイドとニールとフレイヤの会話が異種族交流感があって一番好きかもしれない。
あと化粧品広告の話。色白で耳がとんがってない吸血鬼をモデルに起用してるって話、業界の闇っぽくてそれ言っていいの!?ってなった。

ガラとの出会いの話も面白かったしハイドにはもっといろいろと語ってほしかったな~。ハイド……シアトルで永久就職しないか?

★レイチェル&ヘンドリー

年頃の娘と子供が心配すぎる親子~~~!母親というパイプ役がいなくなってから喧嘩が絶えなくなるの、父娘関係(おまけに一人っ子)としてありがち~ってなった。

ヘンドリーの待ち受け画面がさ、幼少期のレイチェルを抱っこしてるやつで
あ~~~これはいつまでも子供扱いしちゃう親と大人として扱われたい子供の構図だ!そして物語の終わりに分かり合えるやつ!って興奮したね。

レイチェルは「もう18だから大人!」って主張してるけど、大人は自分で大人とは言わないんだよなぁ……って完全に背伸びしてる子供を見る目になっちゃった。

ジョルジアドバイスの「喧嘩はなあなあのまま終わらせない。争いは相互理解につながる」 名言ですわ。

猫は地球上で最高の生物だ!

★マートル&アクア

二人のプロフィール見た瞬間からくっつけー!くっつけー!って叫んだわ。

この二人はマートルが引っ張ってるように見えて、実際はアクアが振り回してるって感じが良い。
距離が近づいてゲーム制作の話をしているときは完全に二人の世界って感じで、もう早くくっつけ……二人で休暇デート行ってくれ……そしてその様子を送ってくれ……!ってずっと気ぶってたわ~。

エンディングでアクアの後ろにマートルがいるの後方彼氏面って感じでとても良かった。
この二人も異種族同士だけどベイリースとルアより大丈夫そうだな~ってなるの、二人とも家族とか種族に縛られず自立してるからかな。
いや~この二人はずっとニヤニヤできる癒しだったわ~。

★ニール

1周目では一つも正解の飲み物提供できなかったよ。おかげで最初から最後までただ地球人女性と交配したい異星人の印象しかなかった……。
だから最後の最後でイケメンの医者として現れてバリスタについて言及したときは!?!?!?ってすっごい驚いた。驚きすぎて会話内容メモするの忘れちゃったよ。

ニールの言う通り地球人のコミュニケーション現地人でも難しいって思うのに最後はほぼ理解していて、言葉遣いも違和感がかなり減ってたの凄まじい成長速度であと1ヶ月もすれば完全に溶け込めるんじゃないかなと思うのよ。
近いうちに交配に成功してスーパーヒーローが誕生しそうだわ~。

バリスタの正体について

始める前に名前を決めた時は無口系の主人公なのかなって思ってたけど、開始からめちゃくちゃ喋るし軽口叩くしで随分個性的な主人公だな~と早々に一人のキャラクターとして見るようになったな~。

まさかその正体がニールと同じく異星人だったなんて。

しかもおそらく過去に戻れるタイムリープ?的な能力も持ってるみたいだし。この設定、ゲームシステムを利用した設定って感じでとても好き。

2周目からはめちゃくちゃボロ出しまくってフレイヤに疑われてたけどうっかりさんがすぎない!?ってなったけど、いくつかの時系列で演技忘れてるときあるって言ってたからバリスタは一体どれぐらいタイムリープしてるんだろう……。

目的?が”自分が地球に存在するのを確かめたい”ってことらしいので、何らかの理由で自分の存在がなくなる……つまり消えてしまう可能性があるってことなのかしら?
それで何回か同じ日付に戻って存在し続けてられてるのを確かめてるって感じなのかな?

コーヒートーク2が2023年春にリリースされるらしいので、そこでちょっとでも言及されたら嬉しいな。